お客さまレポート
20代女性
漢方薬を飲み始める前、手全体に水疱が広がり、我慢できない痒みに襲われることが何日も続きました。
日ごとに症状が悪化するので、原因だけでも知ろうと、行かず嫌いだった皮膚科で診察してもらうことにしました。
でも、皮膚科の先生は、私の手を見るだけで触りもせず、何の症状かも説明せず、診察開始から30秒も経たないうちに「薬を出しておくから」と言いました。
そのまま診察が終わりそうになったので、自分から「何という症状なのか」を訊ね、やっと分かったのが“異汗性湿疹(いかんせいしっしん)”という症状でした。
“汗疱(かんぽう)”と呼んだりもします。その先生にとっては何十人、何百人と診てきた症例だろうし、この時期によくある湿疹らしいけど、私にとってはここまでひどい湿疹は初めてで不安だったのに、少しも寄り添ってはくれませんでした。
それから
私が数日前から馬油を塗っているというと、「馬油はあんまり意味ないから塗らない方がいいよ。」とだけ言われ、診察は終わりました。
その後、気になるので「なぜ塗らない方がいいのか」を訊ねると、「かぶれるからです」と言いました。
じゃあ何でさっきそう言わなかった?かぶれるなら「かぶれるから使わないように」とハッキリ言うべきじゃないの?
そして、「馬油は皮膚科では使わない決まりなんです」とも言われました。
なるほど、皮膚科では湿疹にはステロイドを処方するのが決まりなんですね。会計を待つ間、看護師さん(?)に「処方した薬をちゃんと塗って(飲んで)、1週間後にまた診察に来てください」
と言われたけど、
「誰が行ってやるもんか」と、思いました。
結局、処方箋も調剤してもらわずそのままにしてます。ちなみに、ステロイド系の塗り薬を1種類と、飲み薬を2種類処方されました。
処方箋のステロイドの備考には「手 1日2回」としか書かれていません。
一日のどの時間帯に塗るべきか、塗る量はどのくらいなのか、そんなことはわざわざ教えてくれません。(ちゃんと調剤してもらえば説明があるのかもしれませんが)
そんなんだから、ステロイド依存になってしまったりするんじゃないの?
それで、更にきついステロイドを塗らないといけない体になってしまうという悪循環になるんじゃないの。。ということで、できるだけ自分の体の力で治したいと思った私は、末田薬局さんに相談して、漢方を試してみることにしました。
末田さんは、手を触って話もしっかり聞いてくれて、一緒になって考えてくれて、漢方薬を調剤してくれました。
初めて漢方薬を飲んだ次の日くらいから、ジュクジュクしていた汗疱は少しずつ枯れはじめ、数日経つと、汗疱の周りの皮膚が剥がれはじめて、痒みもだんだん減ってきました。
2週間ほど飲み続けた今、あとは皮膚が生え変わるのを待つだけという所まできました。病院が悪とか、漢方が正義とか言いたいのではありません。
「病院の先生がこう言うのだから」と鵜呑みにするのではなく、「こうするのが一般的」といって考えもせず行動するんじゃなく、もっと自分自身が賢くならないといけない、しっかり判断していかないといけないなって、感じたのです。薬に頼らない健康なカラダ作りを目指したいなと、感じた出来事でした。