健康について言い伝えられている普遍的な原理原則。
病気や健康上の問題を予防するライフスタイル。
薬膳の考え方を提案する場所が津山市田町に誕生しました。薬膳を提供する薬局併設型のレストランです。西洋医学と東洋医学を併せた「和漢診療」の漢方薬剤師が、シェフと共同でメニューを開発しています。

薬膳料理教室を定期開催

ふだんの食材を、季節や体調に合わせて取り入れる工夫の提案を行っています。薬膳と聞くと漢方薬のような特別な材料が必要だと考えがちですが、そんなことはありません。
すべての食べ物には効能があるという考え方が基本で、五つの性質（熱、温、平、涼、寒）と五つの味（酸っぱい、苦い、野菜の甘い、ピリッと辛い、塩辛い）に分類して考えます。例えば、トマトは体を冷やす「涼性」、そして緊張を和らげる「甘味」、体を引き締める「酸味」を併せ持ちます。血液のめぐりを良くし、胃の機能を高める作用もあるとされています。体内の水分が奪われがちな夏に適した食材のひとつです。薬膳料理教室ではこうした食材を組み合わせ、体調を整える考え方を学びます。

緑の庭を眺めながら歌う時間

末田薬局を利用してくださる顧客のみなさまの中には、介護施設へ入所されているご高齢の男女が数多くおられます。私どものサービスを利用してくださるみなさまの薄れゆく記憶の中で、薬局スタッフがいったい何をしてあげられるのでしょうか？
もっと深くみなさまと関わりたい。そんな気持ちから、素敵な時間をご家族と一緒にすごせる空間をつくりだしました。重なりあう声、懐かしい唱歌に、忘れかけていた「たのしい記憶」が呼び起こされます。