ワークライフバランスの実現に取り組む企業。
末田薬局は、津山市からその認定を受けることにしました。
仕事と暮らしのバランス。
この難しさを起業から8年の今、骨身に感じて末田はいまここにいます。
増益増収という結果を追い続け、薬を必要とする人々のため、24時間働くことが最も尊いと考えていました。
本当に顧客のためになる薬物療法とは何か?
適正な薬物使用を見守ることは、現在のルーチン調剤とは違うはず。
そのことを考え続け、停滞感の苛立ちからスタッフへ風当たりがきつくなりました。
どんどん舞い込む介護施設での薬剤管理の仕事、疲弊し退職してくスタッフが後をたちませんでした。
朝5時から働きはじめ、1日調剤室から出ることもなく、冷たい夕食の時間をむかえたこともあります。
気がつけばまわりから友人は居なくなり、SNSでのコミュニケーションですら出来なくなっていました。
「社長のにこやかに笑っている姿が、末田薬局の一番の魅力だったのに。」
そう言って去っていった人たち。
「いきるをたのしむ末田薬局」
中学からの友人池上くんと、支え続けてくれた日笠さんが、考えてくれた会社のブランド。
もう一度、この原点に回帰しようと思います。
いろんなことがありました。
38歳の起業決意から、早いもので9年が経とうとしています。