僕たちの薬局は少し変わってます。
自由を求める海賊船的な組織です。大きな権力の下で、死んだように生きることは決してありません。
どこかの病院の前にある薬局、といったカテゴリーではない仕事をしているから、それが可能だと感じています。薬物減量へ向けてのネゴシエーションも得意分野のひとつ。一緒に仕事をさせていただいている医療機関は、現在100機関を超えました。
ほんとうの「かかりつけ薬局」になる決意をしているから、お休みは日曜祝日以外ありません。有給消化100%を目指してるので、もちろん(シフト制で)スタッフはお休みいただいていますけど・・・。ほんとのところ、スタッフには迷惑かけてばかりです。
末田薬局のメインとなる顧客のみなさまは、介護施設に入所されているご高齢の男女。
僕たちのサービスを利用してくださるみなさまの、薄れゆく記憶の中で海賊船のキャプテンがいったい何をしてあげられるのだろうか?
もっと深くみなさまと関わりたい。
美味しく食事を、ご家族と一緒に食べる素敵な空間を、時間をつくりだせないだろうか?
一日一客でいい。顧客が365人までなら、一年に一度は提供できるサービスではないだろうか?
すべての負担は、キャプテンが決済するから・・・。
薬膳カフェ建設の動機は、その一点。
僕たちの海賊船は、少し変わっています。