青い鳥は何処に居るのか

個展4日目終了、チャレンジワーク2日目終了いたしました。

七回忌法要にともなう展示会の準備に携わっていただいた方々、

中学生の職場体験に関する研修資料作成に関わってくださった人々。

ありがとうございます。

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会社のスタッフを含め、応援してくださる皆さんの心意気、今の僕には感謝の気持ちしかありません。

僕たちの末田薬局という組織は、ずっと「幸せの青い鳥」を探し続けてきたように思います。あちこちに頭をぶつけ、迷走しながらも、一生懸命に幸せを追い求めてきました。

モーリスメーテルリンクの「青い鳥」、その戯曲の最後で兄のチルチルは、僕たちにこう問いかけてきます。

「青い鳥は極貧の僕の家にもいました。ただその鳥が青く見えてなかっただけなんです。だけどそのことに気付いた途端、幸せは消えてなくなってしまいました。誰かあの青い鳥を見つけた人は、僕たちに返してください。僕たちが幸せに生きていくためには、あの青い鳥がどうしても必要なんです。」

幸せは見つけた瞬間に逃げていくという彼の言葉は、真理を言い当てています。本当に明日のことは、誰にもわかりません。どんなに愛していようとも、人の心は変えようがありません。心どころか、命でさえ、本当にはかないものだと思います。

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だからといって、幸福を最初からあきらめてしまうほど、人生は短くもありません。ましてやできあいの「青い鳥」、お店で売ってる「夢」や「幸せ」なんて、この世にはありません。

なければ、なんとかしなければいけない。

ひとりひとりが自分の「青い鳥」を必死に作り出し、今日一日をなんとか生き抜いていく。

薬剤師という職業を夢みる中学生、遊ぶためのアトリエを作成し65歳これからというところで他界した父。

人生とは儚くも美しい。

そんなことを、夕陽をながめながら、考えています。

 

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